NSIホームページ<電気技術> 困った時の Q and A

Q2.実機が無いがプログラムのテストを始めたい。
 PCに絶縁I/Oボード(PIを1枚、POを1枚)つないである装置を制御するシステムを開発しているのですが、実際の装置が配線まで完了するのが納期の1週間前です。
これではデバッグの時間が足りません。 何か良い方法は無いでしょうか?

A2−@
 スピードの速い信号や、複雑な組み合わせの信号がそれほど無いのであれば、スイッチとLEDランプを必要な数だけI/Oボードに接続することで、実機が無くとも簡単なテストをすることができます。

 スイッチで擬似信号(センサ等の代わり)を手で入力し、POボードからの出力をLEDランプの点灯で確認することで、開発したプログラムの動きをデバッグするのです。
スイッチやLEDの上に、それに対応する信号名を書き込んでおくとさらにデバッグしやすくなります。 これらのテスト用ボードは、その都度、わざわざ手作りで製作しなくとも、市販品を購入することもできます。

 我社でも上の写真のようなテスト用ボードを作っています。 これならば、入力信号/出力信号のどちらにも1種類のボードで対応できます。(スイッチで切り替え)
また、信号名を書き込む(テプラ等を貼り付ける)枠線まで用意してあります。

 一度、実際に使ってみるとわかるのですが、実はこのテスト(モニタ)ボートがあると非常に便利で、たいていの場合、実機(装置)が完成してからも、外さずに装置にそのまま組み込んで出荷しています。

 実際に装置が動いている時に信号のモニタの役目をしてくれるので、いざ、装置の異常が発生した時に、どの信号が悪いか(出力されていないとか)が一目でわかり、不具合の発見に威力を発揮します。 また、実機につないだ後でも、装置への出力信号を擬似的発生させることができるので、実機の簡単な動作テストを行うこともできます。
 ただし、欠点としてはOFFの信号をスイッチでONにすることはできるのですが、すでにONになっている信号をOFFにすることはできません。(これだけが悩ましいところです。)

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